第10話 「恋愛レボリューション2016」のネタバレあらすじ
朝まで一緒にいると決めた二人は、平匡のシングルベッドで二人並んで寝ます。
しかし、失敗を恐れるあまり、平匡はまたしても逃走。
部屋を飛び出し、街中を駆ける平匡ですが、今回は早い段階で思いとどまります。
「逃げてはダメだ」(平匡)
「大切な人を失いたくないのなら。どんなにかっこ悪くても無様でも。」(平匡)
再び意を決して部屋に戻り、ハグし、キスし、ついに壁を越えます。
翌朝は平匡の誕生日でした。
「おめでとうございます。」とみくりは平匡にキスをします。
一方、会社では沼田が平匡を待ち受けてました。リストラのことを告げるためです。
しかし、やってきた平匡はみくりとの壁を越えられたことで、とんでもないにやけ顔。
さらに、今日は平匡の誕生日だと聞いて沼田はこの日のリストラ宣告を思いとどまります。
胃潰瘍を作るほどにリストラにストレスを感じている沼田とは対照的に、みくりと結ばれた平匡は幸せいっぱいです。
「この僕に新婚さんの想像ができるなんて。少しの背徳感と幸福感。壁の外にこんな世界があったとは。。。」(平匡)
唯一の懸念事項だった風見のところでの家事も、みくりに「やめてほしい」と正直に伝え、みくりも了承します。
みくりも幸せいっぱいの気持ちになってました。
「ものすごく幸せ!今なら出られる新婚さんいらっしゃい‼」
そんな折、みくりは安恵のジャムがきっかけで、商店街の店主たちに「神社でファーマーズマーケットを開催したらどうか」と成り行きプレゼンします。
次から次へとアイデアが出てくるみくりに感心した店主たちはみくりにサポートを依頼。
当初はボランティアでと依頼されましたが、「それは善意の搾取だ」とみくりに一蹴され、わずかばかりの謝礼金を支払うことでみくりも手伝いをすることになります。
しかし。
幸せいっぱいの二人ですが、ついに平匡にリストラ宣告がされてしまいます。
沼田は
・平匡は会社で一番優秀なエンジニア
・年俸も高い
・開発から手を引くとなると浮いた存在になる
・しかも実際には結婚してないことが判明した
・家事代行で人を雇う経済的余裕があるのでリストラ対象にしやすい
と、平匡をリストラ対象にした理由を告げ、謝罪。
平匡は怒ることなく、沼田の立場を理解し、慰めます。
急なリストラで次の職場探しをする平匡ですが、みくりのおかげで平匡の心は平穏でした。
「仕事を失っても穏やかでいられるのは、今ここにある世界を信じられるからだ。」(平匡)
そんなある日、平匡はみくりを誘って食事にでかけます。
象の鼻パーク前で初めての待ち合わせをし、お店へ。
てっきり、以前自分が行きたいと頼んでいた焼き鳥屋だと思ったみくりでしたが、平匡が用意した店は高級フレンチでした。
この席上、平匡はみくりにプロポーズします。
「きちんと入籍して、結婚しましょう。」(平匡)
「自分にはありえない話だと思ってました。」(平匡)
「みくりさんと出会って変わったんです。」(平匡)
平匡らしく、二人が結婚することがいかに合理的なことなのか、資料を使ってみくりに説明する平匡。
しかし、いきなりのプロポーズにみくりはどうして入籍しようと思ったのかと尋ねます。
正直にリストラのことを話す平匡ですが、リストラのことを聞いたみくりの表情が曇ります。
「リストラされたのにプロポーズ?」(みくり)
合点のいかないみくりは、リストラされたから自分をタダで使おうということなんじゃないかと平匡に反論します。
「それは好きの搾取です。」(みくり)
「私、森山みくりは愛情の搾取に断固として反対します。」(みくり)
みくりの思わぬリアクションに平匡は戸惑いの表情を見せるのでした。。。
10話の名言・迷言・名シーン
平匡
「とぐろターボをなんで返してしまったんだ」
平匡
「逃げてはダメだ。大切な人から逃げてはだめだ。」
「失いたくないのなら。どんなにかっこ悪くてもぶざまでも」
日野
「結婚は安全装置なところもある。」
平匡
「この僕に新婚さんの想像ができるなんて。」
「少しの背徳感と幸福感。壁の外にこんな世界があったとは。」
みくり
「かわいいの前には絶対服従」
みくり
「人の善意につけこんで人の労働力をただで使おうとする、それは搾取。」
風見
「僕はかっこいい百合さんが好きですが、にじみ出るかっこよさであって、誰かのお手本になるために無理する必要はない。」
「ホントに甥っ子だって思ってるんだ。僕は百合さんを抱きたいと思っているのに。」
平匡
「できないと思っていたことができる。ひとつずつ、世界が広がる。仕事を失っても穏やかでいられるのは、今ここにある世界を信じられるからだ。」
みくり
「どんなに奇妙な関係でも意思があれば続いていく。どちらかが変えたいと願わない限り。バランスを壊さない限り。」
平匡
「きちんと入籍して、結婚しましょう。」
「自分にはありえない話だと思ってました。」
「みくりさんと出会って変わったんです。」
10話のロケ地
みくりと平匡がネギを買った店
青果大信(東京都港区白金3-9-6)
百合と風見がデート中に会った博物館
国立科学博物館(東京都台東区上野公園7-20)
商店街の酒屋
信濃屋酒店(東京都江戸川区平井1-10-3)
みくりと平匡の待ち合わせ場所
象の鼻テラス(神奈川県横浜市中区海岸通1-1-1)
平匡がプロポーズしたレストラン
アルテリーベ横浜本店(神奈川県横浜市中区日本大通11)
10話を見た感想
ついに一線を越えた平匡とみくり。
いいなぁという溜息があちこちから聞こえてきそうです(笑
このドラマが10話で完結ならばこのままイチャついてハッピーエンド、という展開ですが、幸か不幸か、もう1話ある。
このまますんなりと終わるわけないなと思っていたら、、、まさかのプロポーズ失敗でしたね。ここにきてどうなんのって感じです。
でも、普通の関係ではなく、契約結婚というきわめて変わった形態を望み、少しずつ関係を進展させてきた二人です。
いくら深い仲になったとはいえ、あのまま感情に任せて結婚なんて展開にはならないだろうなとは思ってました。
でもまさか、それがみくりのどんでん返しとは。。。
この回では、過去9話にもわたって従順な側面を見せてきたみくりの、"断固として譲れないライン"が描かれています。
それが商店街の店主たちに言った、
「人の善意につけこんで労働力をタダで使おうとする。それは搾取です!」
「私、森山みくりは、やりがい搾取に断固として反対します!」
という言葉、そしてラストシーンで平匡に言った、
「結婚すれば給料を払わずに私をタダで使ええるから合理的、そういうことですよね?」
「好きならば、愛があれば、何だってできるだろうって、そんなことでいいのでしょうか?」
「私、森山みくりは、愛情の搾取に断固として反対します。」
という言葉に象徴されてます。
確かにすべての物には対価が発生する、というのは今の世の大前提。
タダで何かを期待するのは都合の良い話であり、やりがい搾取とかのくだりはよくわかります。
でもその考えが結婚にも適用されるとなると、ちょっと「・・・?」となりました。
この辺が「小賢しい女」というワードにもひっかかってくるんでしょうか。
これまでは、何かとシステマティックに、合理的に物事を配置して考える平匡と、その平匡の合理的な部分に共感しつつも、合理性だけじゃない、感情に走る部分もみせていたみくり。
多くの人はどちらかというと、そんなみくりに共感しながらこの物語を見ていたんじゃないでしょうか?
ところが、ここにきて二人の立ち位置が逆転したかのような展開。
最終話はどんな話になるんでしょうね。
まさか、「こんなのやってられるか!」と平匡がキレて別れて終わり、じゃないでしょうから、関係修復がどのようにされていくのか、興味津々です。
・・・ちなみに、風見と百合の関係もどうなるのか見ものですね。
百合に気持ちを伝えた風見と、17歳も年下の男と恋仲になるなんて想像できない百合。
でも理屈はともあれ、感情はどうなのっていう部分が妙に平匡とみくりの関係にもリンクしてきて、こちらもどのように回収されるのか、楽しみです。
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