こんにちは、kuraです。
今回は、9話で菱田朋子が言った「まちなさい!」について考察してみます。
経緯
下校途中の清明に見守り活動のボランティアっぽいおじさんが無言で近づいてくる。
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おじさん、清明の耳元にスマホをかざし、録音を聞かせる。
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録音の音声は「話したら殺す」という機械音声。
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おじさんはすぐにその場から立ち去る。
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朋子がやってくる。
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清明「知らないおじさんが話したら殺すって・・・」
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菱田親子帰宅
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玄関に入るなり、菱田朋子が大声で「待ちなさい!」
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朋子、怖がる清明を凌介に預け「180数えるまでに戻って来るから」
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120くらいで凌介宅のチャイムが鳴る
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朋子が来たと勘違いした清明が玄関を開けると河村が立っている。
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間髪入れずに朋子が迎えにきて清明を連れて帰る。
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河村「仲が良さそうで・・・。」
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河村、凌介宅でビールを飲みながら真帆のことで口論。
正解は「しゃべりすぎだ」の文字
正解は19話で分かりました。
押し入れの戸には赤いペンキで「しゃべりすぎだ」と書かれていたってことですね。
「待ちなさいっ!」と言う言葉も、部屋の中の誰かに向かって言ったのではなく、清明を制止するのが目的だったみたいですね。
ふすまを裏表逆にするために3分間という時間を指定した。
まぁ、納得です。
が!
やっぱりちょっとだまされた感はありますね。
清明が押し入れの中を覗き込んで驚いた時、あれはどう考えてもユニフォームを見て驚く感じじゃないでしょ。
死体でもあるんじゃないかっていうくらいの勢いでしたから。
そういうのが前提にあるから今回の待ちなさいもそれがらみだって思っちゃいますよね。
まぁ、ミスリードにひっかかったってことですが。。。
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以下は過去の考察です。外してます(汗
考察
手掛かりがあんまりないんですが、「大声での待ちなさい!」と「3分間(180)」あたりを元に考えてみます。
大きな声で「待ちなさい!」
この時の「待ちなさい!」には2パターン考えられます。
- 清明を制止するための「待ちなさい!」
- 家の中に誰かいてその人物に対しての「待ちなさい!」
の2パターンです。
どっちだろうって考えたんですが、自分のすぐ脇にいる清明を制止するのに、あんな大きな声で待ちなさいって叫ぶでしょうか?
すぐ脇にいるんですよ?
「何か緊急の危険が差し迫っていて清明がそれに気づいてない」という状況ならあの大声も理解できますが、そんな感じでもありません。
なぜなら、
清明を外に出してそこで待ってなさいと説得し、
清明が嫌がったのでわざわざ上の階の凌介宅まで預けに行ってます。
つまり、そこまでの緊急事態ではありません。
例えば、知らない人が家の中にいるとかではないはずです。
さらに、「待ちなさい!」という言葉のチョイス。
待ちなさいっていう言葉はよっぽどの緊急でないかぎりは目上の人に使わないですね。
自分と同格か、目下の人間じゃないかと思います。
3分間
さらに朋子の「3分間、180数えるまでに帰って来るから」という言葉。
3分間で対応可能
と朋子が判断できることです。
例えば、、、
河村がこの直後に凌介宅を訪ねてくることから、
「家の中には河村がいたんじゃないの?」
っていう見方もできるんですが、家の中に河村がいたとして、菱田朋子は3分で何とかできると思えるでしょうか?
河村と菱田がつながっていたとしても、河村相手に「待ちなさい」とは言わないだろうし、「3分待ってて」という話にもならないと思います。
鍵を持っている?
あともう一つ気になるのが、「誰かいたならその人はおそらく鍵を持ってる」ってことです。
菱田朋子が鍵もかけずに清明を迎えに行ったという可能性も無きにしも非ずですが、普通に考えると鍵をかけていたはずで、そうなると、施錠中の菱田宅に誰か第三者が侵入したってことになります。
推察
というわけで、今のところ、3パターン考えています。
そもそも誰もいなかった
6話とか7話で、清明が何度も「ごめんなさい」と押し入れの前で言っています。
このことからはっきりしているのは、「清明は自分を責めている」ってことです。
自分が原因で篤斗が不幸な目に合っている。だから「ごめんなさい」って言葉が出てくるんだと思います。
そして、そんな清明に朋子は「シーっ」と言って口止めしています。朋子はさらに、弱気になっている山田コーチにもあの手この手で口止めしようとしています。
もっとも、そんな山田コーチも、「言いたいことがあるならお母さんか俺に言うんだぞ」と、口止めともとれる内容のことを清明に直接言っています。
つまり、菱田朋子も山田コーチも、清明に秘密をばらされたくないって思っているのは間違いないんじゃないでしょうか。
ところが清明は情緒不安定。
山田コーチと菱田朋子の間に
「キヨが喋っちゃいそうなんですよね」
「えっ!やばいじゃないですか!」
といった会話があっても不思議じゃありません。
となれば、二人は清明が絶対に他人にしゃべらないように策を講じる必要がでてきます。
そのためにおじさんにスマホを渡して「話したら殺す」というメッセージを清明に聞かせたり、家の中にさも誰かがいるようにふるまって清明に恐怖心を抱かせ、清明が心から「他の人にはしゃべらない」と考えるように仕向けた、とみることもできます。
ちなみに、山田コーチと「話したら殺す」おじさんのスマホは同じ機種です。
山田コーチが適当なこと言ってあのおじさんに話をつけた可能性はあるんじゃないでしょうか?
そもそも、「待ちなさいっ!」とあんな大声を張り上げるくらいに取り乱しているのに、その後清明を上の階の凌介宅まで連れて行ってるあたり、緊急事態としての一貫性がないように思えます。
篤斗がいた
二つ目の可能性は篤斗がいたってことです。
清明が押し入れをみて驚いたのは、"監禁されている篤斗を見て驚いた"ってことなのかもしれません。
もしかしたら押し入れの中で意識のない篤斗を見て死んでると思ったのかもしれません。
押し入れの中に監禁しているはずの篤斗が外に出てきていたから菱田朋子は「待ちなさいっ!」と言ったのかなとも思えます。
ただ、この説だといろいろと無理があります。
押し入れの中に10歳の少年を2か月以上も監禁し続けることができるのかどうか。
食事は?トイレは?
それに、意識があれば暴れるなどするでしょうが、過去、凌介が訪れた際に菱田朋子は焦る様子もなく迎え入れています。
「意識がない状態で監禁していた篤斗があのタイミングで目覚めたのかな」とも思いましたが、意識のない人間を2か月以上も放置してたら死んでしまいます。
監禁し、起きてきたら睡眠薬入りの食事を摂らせてまた眠らせるみたいなことなら可能かもしれませんが、仕事もしているシンママの菱田朋子にはちょっと不可能なんじゃないかなと思います。
それに、篤斗の失踪当時の服がフリマに出品されていましたが、あの出品アカウントのkeiju1008はおそらくバタコです。
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参考真犯人フラグ~keiju1008はバタコでしょ。
こんにちは、kuraです。 今回は、 keiju1008ってバタコでしょ? っていう線でのお話です。 出品画像の背景が酷似 結論から言うと、keiju1008が出品している服の背景に映りこんでいるカー ...
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となると、篤斗を監禁していたのはバタコのはずです。
押し入れの中に篤斗がいたとは考えにくい。
それに、篤斗は目覚めてから「パパがママを殺した」と供述しています。
仮に篤斗の証言通りだったとしても、あるいは篤斗が誰かに脅迫か洗脳されていたとしても、菱田朋子宅の押し入れに監禁されていたのでは、そういう展開は無理があります。
バタコと菱田朋子がつながりがあって、お互いの家で篤斗を代わる代わる監禁していたとか、そういう話なら可能性は若干あるかなと思います。
真帆か光莉がいた
最後の説は真帆か光莉がいたという説です。
真帆と菱田朋子は鍵を交換しあっているという話がありましたから、それが本当であれば真帆も菱田宅の鍵を持っているはずです。
その真帆が菱田を訪ねてきた、あるいは真帆から鍵をもらった光莉が来ていた、という見立てですが、そうなると真帆か光莉が黒幕って線が出てきます。
でも、本当に真帆と菱田は鍵を交換し合ってたのかはちょっと怪しいなと思ったりもするし、現状では真帆や光莉が来ていたって考えるだけの情報が出てないと思うので、妄想レベルの話になっちゃいます。
今のところ、可能性は低いと思います。
山田コーチがいた
山田コーチ相手なら菱田朋子の「待ちなさいっ!」も合点がいくんですが、勝手に上がり込むような真似するかなって思いますし、そもそも鍵を持ってるかってのも怪しいのでこれも可能性は低いかなと思います。
まとめ
というわけで、個人的には自作自演かなって思ってます。
でもこれも確信は持てません。
例えば、10話で学校へ行くのを怖がる清明に対し、菱田朋子は「絶対に(ドア)チェーンかけてよ」と言って出かけようとします。
「まちなさい」発言の2~3日後のことです。
誰かが中に入り込んでたから「チェーンをかけろ」と念押ししたようにも思えて、結局絞り込めないんですよね。
なにがあったんだろ。。。
教えて(笑