今回はコミックだと89巻の900話「BADEND(バッドエンド)」になります。
サンジとルフィが帰還し、サニー号はジェルマの援護を受けて脱出を図りますが、さらに増えたビッグマム海賊団の大艦隊に取り囲まれてしまいます。
総攻撃を受け、再び窮地に陥ったサニー号の前にジンベエのタイヨウの海賊団たちが現れました。
さて、これで無事脱出できるのか!?
登場人物と挙動
ルフィ
特に動きなし。体力が落ちているため声も力ない。
ジンベエ
タイヨウの海賊団の助けに感無量。
ビッグマム
サンジのケーキを堪能する。
名言・迷言・見どころ
"ビッグマム"シャーロットリンリンがサンジのケーキに至福の表情を浮かべるところ。
ジンベエとタイヨウの海賊団との絆
あらすじ・ストーリー
"ビッグマム"シャーロットリンリンはついにふんわり島に上陸。
ケーキに向かって歩を進める。
裏切者のベッジがケーキに毒を盛っていればビッグマムは死に、ビッグマム海賊団はなくなってしまう。
ケーキの毒がマムに効かなかったとしても、ケーキがビッグマムの口に合わなければ、ビッグマムの食い患いは収まることなくトットアイランドを破壊し続けてしまう。
ビッグマム海賊団が存続するには、ビッグマムにとってケーキが無害で、なおかつビッグマムが舌鼓を打つくらいに美味である必要がある。
破滅するのか奇跡が起こるのか、固唾をのんで見守るビッグマム海賊団の幹部たち。
無造作にケーキをつかみ、口に運ぶビッグマム。
一口、また一口。
次々にケーキを口に入れるビッグマム。
「あーーー!!!」
大きな叫び声とともに後ろに倒れるビッグマム。
「救護班出動だ!」
幹部たちはマムが倒れたとざわめき立つが、そうではなかった。
あおむけに倒れたまま、呆然とケーキを見上げるビッグマム。
目には涙を浮かべながら
「死ぬほど、、、おいしいぃ・・・なんて甘い・・・」
「これ!これぇええーーーっ!!!ウェディングケーキ!!!」
まさに至福の表情でケーキを大絶賛したのだった。
再び巨大なケーキによじ登り、むさぼるようにケーキを食べるビッグマム。
この様子はすぐに全域に知らされ、幹部たちはもちろん、トットランドの住人達も大喜び。
「シャーロット家35女プリンの活躍により、ママの癇癪は止まった!!!」
「プリン様は見事にトットランドを救ったんだ!」
「さすが我らがプリン様!!」
形の上ではサンジではなくプリンがケーキを作ったことになっている。路地裏で一人佇むプリンは住人達の賛辞を聞くが、「違う、私じゃない・・・」とつぶやく。
ーーーシーン転換ーーー
一方、カカオ島沖のサニー号。
ジンベエが海中に飛び込むと、タイヨウの海賊団が集結していた。
「海峡のジンベエの新たな航路はタイヨウの海賊団が作る!」
かつての部下たちの申し出をジンベエが受け入れると、タイヨウの海賊団はビッグマム海賊団の大艦隊を海中から攻撃し、大艦隊の中にサニー号の通るスペースを確保した。
「今のうちに行け!ジンベエ船長!」
「麦わらたちの船に手出しをさせない!」
思いがけず助けられたジンベエは感無量。
「最後まであいつらに助けられてしもうた。」
ルフィもタイヨウの海賊団を称賛する。
「さすがジンベエの仲間たちだな。ありがとう!」
ーーーシーン転換ーーー
一方、カカオ島ではブリュレがジェルマ66の戦闘服であるレイドスーツも貫くという特殊な重金属合成弾を用意。ジェルマ66は一気に劣勢に立たされる。
さらにオーブンは熱海地獄を発動し、海を煮えたぎらせる。これによりタイヨウの海賊団は大ダメージを受け退避を余儀なくされる。
またしても囲まれてしまったサニー号。助けるものも逃げ場もない。そして、ビッグマム海賊団の本船が到着する。
「クイーンママシャンテ、間もなく到着します。」
サニー号に攻撃を始めるクイーンママシャンテ号。
逃げ場のないサニー号は炎とともに海上から姿を消した。
終わり。
その他
【声優】
ルフィ:田中真弓
ナミ:岡村明美
サンジ:平田広明
チョッパー:大谷育江
ブルック:チョー
ビッグマム:小山茉美
ジンベエ:宝亀克寿
ベッジ:龍田直樹
プリン:沢城みゆき
ジャッジ:堀秀行
イチジ:杉山紀彰
ニジ:宮内敦士
ブリュレ:三田ゆう子
ペロスペロー:内田夕夜
モンドール:伊丸岡篤
ニワトリ伯爵:麦人
スムージー:勝生真沙子
ダイフク:咲野俊介
オーブン:木村雅史
シフォン:久川綾
ババロア:竹内良太
スナック:斉藤次郎
アラディン:長嶝高士
ワダツミ:宮田幸季
コンポート:金月真美
ニューイチ:新井良平
オールメグ:金子有希
チョコポリス:半田裕典
息子:石橋桃
パパ:ボルケーノ太田
主題歌:Super Powers/V6
制作:フジテレビ/東映アニメーション