登場人物
森山みくり(新垣結衣)
派遣社員だったが会社の都合で雇止めに合う。就職活動もダメで、派遣でもダメで、誰からも必要とされてない虚しさを抱えている。
津崎平匡(星野源)
IT企業のサラリーマン。システムエンジニア。物事に細かくおとなしい性格だが自分の意見や思いはしっかりと伝えるタイプ。休日に家事をするのが嫌で家事代行サービスを利用し始める。
土屋百合(石田ゆり)
みくりの叔母(桜の姉)。仕事一筋で生きてきて49歳独身。
さっさと結婚しておけばよかったと後悔の念も少々。
森山栃男(宇梶剛士)
みくりの父。いつも思い付きで突拍子もない行動に出る。
森山桜(富田靖子)
みくりの母。夫栃男の突然の行動にも笑顔で合わせるできた妻。
風見涼太(大谷亮平)
結婚を迫る彼女を"無くても困らないもの"と言い放つクールなイケメン。
沼田頼綱(古田新太)
津崎の上司。いつもマイペースなおじさん。
日野秀司(藤井隆)
愛妻弁当が自慢の津崎の同僚。
1話のあらすじ(ネタばれ)
森山みくりは契約社員。
大学院卒でありながら就活は全敗。
やっとありついた派遣社員の仕事も派遣先の都合で急に契約を切られてしまいます。
次の仕事を探さなければと焦っている時、父栃男の計らいで家事スタッフを探していた津崎平匡の家で働くことになります。
津崎平匡はIT企業でSEとして働くサラリーマン。
週末の休日が家の掃除でつぶれるのが嫌だと家事サービスを頼むようになります。
しかし、平匡の眼鏡にかなう家事代行スタッフにはなかなか巡り合えません。
家事代行サービスもなかなか難しいなと頭を悩ませていたところ、みくりの父から熱心にみくりのことを売り込まれ、試してみることします。
丁寧なみくりの仕事に好感を持つ平匡
みくりの仕事っぷりは丁寧かつ気が利いており、平匡はみくりに継続して家事代行を依頼するようになります。
みくりも、就活の失敗や派遣の突然の雇止めと、なんだかどこからも必要とされてないような気がしていたので、自分を評価してくれる平匡の元で働くことにやりがいを感じるようになります。
ところが。。。
急な引っ越しで契約結婚を提案するみくり
家事の仕事にやりがいを見つけたみくりでしたが、みくりの父栃男が昔からの念願だった田舎暮らしをするために、ある日突然、館山の古民家を契約。
森山家は家を引き払って引っ越すことになります。
実家暮らしのみくりは両親についていくため一度は平匡の仕事を辞める決意をしますが、自分の仕事を評価してくれる平匡の元でもっと働きたいという思いが強く募り、以前から思っていた"契約結婚"を平匡に提案します。
みくりの言う契約結婚とは、世間的には結婚ということにしておいて、実際は住み込みで家事をして給料をもらう、というものです。
いきなりの提案に面食らう平匡。
どうリアクションしたらよいのかわからず、ただみくりを見つめるしかできません。
一方、いきなりアホな提案をしてしまったと後悔するみくり。
「意味わからないですよね、すみません、突拍子もないこと、、、」
とその場を取り繕って平匡を仕事に送り出します。
それから数日後。再びみくりの家事の日。
みくりが平匡の部屋を訪れると、平匡が風邪でダウンしていました。
これは大変と、みくりは平匡の看病をします。
その甲斐あって、平匡は体調が回復。
元気になった平匡に、みくりは契約結婚の真意を話します。
就活は全敗、派遣も雇い止めにされて、誰からも必要とされてないと思っていたら津崎さんが認めてくれた。
もっと続けてほしかっと言ってくれた。それがとても嬉しくてつい契約結婚なんて話をしてしまったと。
平匡から事実婚の提案
みくりの気持ちを聞いた平匡は、次の家事の日に、みくりにある提案をします。
事実婚という形で主婦として雇用するのはどうか
まさにみくりが言っていた契約結婚の形であり、みくりは平匡の提案を二つ返事で了承します。
すぐにみくりの両親に結婚の挨拶もし、世間的には結婚した夫婦、実際は住み込みの家事代行という二人の生活が始まるのでした。
名言・迷言・名シーン
「旦那は仕事したらキャリアが残る。でも主婦の3年は離婚したら何も残らない。」(安恵)
「誰かに選んでほしい。ここにいていいんだって認めてほしい。それは贅沢なんだろうか。」(みくり)
「これは事実婚の提案です。」(平匡)
その他トリビア
就活フォビア (就職活動恐怖症)
応募書類作成から面接などの一連の就職活動が嫌になる、怖く感じる精神状態を指す。
立ち振る舞いや言動などが常にチェックされているという意識が高じて過度の緊張を引き起こし、中には吐き気をもよおす人もいる。
また、就活時だけではなく、就職先がブラックだったらどうしよう、仕事についていけなかったらどうしようなどと、就職後に待ち構えている困難を想像して恐怖心を抱く場合もある。
第1話の感想
記念すべき初回。
のっけから契約結婚なんて、みくりは相当ぶっ飛んでますね。
普通、思っててもそんな突拍子もないこと言わないでしょって思ってたら、突拍子もないのは親譲りだったんですね(笑
父親の栃男も相当です。
普通、独身男の家に自分の娘を送り込みますかね。
なかなか普通じゃない考えをしてるんだなと思いますが、それもこれも、相手が平匡だったから成立したことなのかもしれません。
とにかく、いきなり契約結婚という荒業を繰り出した二人、これからの紆余曲折が楽しみです。
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