こんにちは。
今回は、「極悪女王は面白くない!」という意見を集めてみました。
つまらないと言ってる人はいるが・・・
映画にしてもドラマにしても、面白いと感じる人と面白くないと感じる人がいるのは当たり前のことであって、この手の物語が観る人の価値観や見方に左右されるのは仕方ないことです。
が!
極悪女王は面白くないって内容のポストをSNSなどで探してみたんですが、これが圧倒的に少なくて驚きました。面白いって言ってる人の方が圧倒的に多いから遠慮してるのかな?
Xのポストを少し引っ張ってみます。
極悪女王は悪くはないんだけど地面師より面白くない
ユリアンの演技がもっとうまかったならなぁとは思う
終盤のダンプなりきりの凶悪さは素晴らしいけど…なにがいいたいかよくわからんドラマやったな
— たまちゃん (@tamayan0823) September 24, 2024
確かに、ゆりやんの演技、特に松本香としての演技は私もイマイチでした。埼玉育ちのキャラなのに関西弁のなまりが出ていたり、演技してます感がぬぐえない感じでした。
極悪女王全部見た。面白い面白くない以前に流血がグロすぎて最悪だった。ストーリーもこうなるんだろうなあという予想を一ミリも外れない一本道。松本がヒールに目覚めるシーンだけはヴィラン感があって少しだけ良かった。
— 東京ブロンクス (@tokyobroken7) September 22, 2024
あの流血シーンって実際のプロレスでもよくあったことだし、ダンプ松本と長与千種の対戦ではドラマ以上にえげつない流血があったので描かないわけにはいかないですよね。流血シーンがなければ極悪女王も誕生してなかったと思います。
極悪女王、半分観たけど、あんま面白くない…
プロレス世代じゃないと共感できない。— やまげん師たち (@GEN_91) September 21, 2024
これを言ってる人は結構いますね。私もそう思います。またプロレスっていうのが単なる真剣勝負の競技ではないのでそのあたりの空気感も飲み込んでる人じゃないと楽しめないかもしれません。
極悪女王あんまり面白くない
てかレスラー役が全然レスラーじゃない— タロキチ【公式】 (@taro_tarokiti) September 21, 2024
確かに剛力さんも唐田さんもメインを張るレスラーとしては線が細いですね。体づくりを頑張ったみたいですが、やはり限度がある。キャスティングがおかしいだろって話になりますが、唐田さんの演技とかしゃべり方とか良かったと個人的には思います。唐田さんじゃなかったら途中で脱落してたかも。
極悪女王 ん〜結局最後まで見たけど全然面白くない、、、
めちゃくちゃ期待ハズレ。
リング上と私生活のギャップみたいなリアル感が見たかったのにずっと極悪単調で嘘臭い、、、— エルポン (@12nXWzz7L3A0zaz) September 20, 2024
当時、ダンプ松本っていうとまさに極悪非道で本気で憎む人も出るくらいヒールに徹していましたが、引退後にバラエティ番組などに出演するとこっちが恥ずかしくなるくらいの乙女キャラだったのでびっくりした記憶があります。そういうギャップもドラマでも描かれるのかなと思ってましたがそんな感じではなかったですね。
#極悪女王
テンポが悪い、ドラマとしてのストーリーは正直面白くないただ3人はすごいマジで凄い
3人以外もすごいけど、ゆりやんレトリィバァ、唐田えりか、剛力彩芽がすごい。この3人がすごいから観てられる。
つか、唐田えりかが本当にかわいい、、、東出め!
— 綾辻安吾⊿シャドウ400クラシック (@DeteCtivE_Ungo) September 19, 2024
唐田えりか、本当にかわいくて何度も見入ってしまいました(汗。東出事件がなければもっと芽が出てたろうにって思います。
面白い作品だと思うけど「ん~」という点も
極悪女王は私は面白い作品だと思います。親しい人たちから軽んじられることで心優しい松本香がダンプ松本へと変貌して報復していく様子は復讐劇みたいで共感する人も多いはずです。
しかし、腑に落ちないところもあります。
例えば、3話から4話に替わるともうダンプ松本はレフェリー阿部四郎と組んでやりたい放題となっていましたが、その間の変遷ってどうなってるのかなって思います。
プロモーターだった阿部四郎がレフェリーになるのも、そして阿部四郎が極端にダンプにえこひいきするのも、おそらく全女の演出ですよね。でもそのあたりのことが全く描かれてないので「?」となってしまいます。わかりやすく言えば雑だなぁと。
松本香はプライベートでの心情として「どいつもこいつもバカにしやがって」と怒り心頭に達してダンプになるわけですよね。つまり本心から怒ってる。それでヒールになる。ところがヒールとしての試合では阿部四郎がレフェリーに当てがわれて、ダンプにえこひいきジャッジをするわけです。ダンプは本心から怒って「やっつけてやる」ってなってるのに、そういうおちゃらけた阿部四郎みたいなのが入ってくるのはアリなの?と思いを巡らせてしまうわけですよ。
実話としてはダンプ松本さんは最初からヒールを目指して女子プロレスラーになったそうなので、極悪女王で描かれているダンプ松本になるいきさつは脚色ってことになります。
阿部四郎さんもプロモーター業と並行してレフェリーを前々からやっていて、デビル軍団の頃からえこひいきジャッジをし始めています。
ストーリー上不要なところなのかもしれませんが、観ている側としては「えっ?どうなってるの?」「もしかして1話飛ばして観てる?」みたいなことになるので、どんな形であれ、もう少しちゃんと描いてほしかったですね。
関連本
全女時代のダンプ松本さんの心の葛藤や、友情、裏話などが書かれた一冊です。父親への思いや話題のお母さんの日記なども掲載されています。
ダンプ松本『ザ・ヒール』: 極悪と呼ばれて 平塚 雅人(著) 単行本1540円 |