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ドラマ

【地面師たち】久保田(情報屋)役の俳優さんはオクイシュージさん

こんにちは。

今回は、強烈な個性で話題になっている情報屋の久保田を演じたオクイシュージさんについてまとめます。

「地面師たち」での久保田の役どころ

地面師たちでは、久保田は情報屋として5話から登場します。身なりは普通のおじさんですが、しぐさや表情のクセが強く、仕事もかなりのやり手です。

情報屋として登場しますが地面師側ではありません。久保田はハリソンに殺害された下村刑事に命を助けられたことがあり、それがきっかけで下村刑事の情報屋をしていました。

下村刑事が殺されたことを知って「弔い合戦や!」と倉持刑事に協力し、最終シーンにつながる重要な情報を集めてきます。

久保田は裏社会にも顔が効く記者で、時折見せる、目を大きく見開いたビックリ顔のような表情が大変個性的です。SNSでも言及する人が続出しました。

「地面師たち」は、ハリソン山中が時々醸し出す猟奇的で不気味な雰囲気が強い吸引力を持っていますが、この久保田もそういった意味では負けてませんね。

久保田を演じているのはオクイシュージという俳優さんです。

「地面師たち」で久保田役を演じたのはオクイシュージさん

「地面師たち」で久保田役を演じた俳優さんはオクイシュージさんといいます。1966年生まれの58歳で、尼僧住職の川井菜摘を演じた松岡依都美さん同様に主に舞台で活躍された役者さんです。

オクイシュージさんのプロフィール

本名 奥居俊二
別名 オクイプレジデント
生年月日 1966年8月12日
出身地 大阪府
星座 しし座
身長 176cm
血液型 A型
所属事務所 ヘリンボーン
デビュー 1985年
活動 1985年に本名の奥居俊二で舞台役者としてデビュー。舞台演劇の場を中心に活動し、劇団「permanent mONKEY'S」を1994年に主宰。後に劇団ワンダフルズに参加、2010年には「国産第1号」を主宰。
1998年以降は舞台以外にも活動の場を広げ、ラジオのパーソナリティ、テレビドラマや映画の俳優業、バラエティ番組のタレント業をこなすかたわら、脚本や演出といった裏方の仕事も手掛ける。2019年には「王様になれ」で映画監督デビューも果たした。

劇団青年座養成所の出身

オクイシュージさんは劇団青年座養成所の出身です。

劇団青年座という名前が入っていますが、青年座は日本を代表する劇団で、昭和の大女優・山岡久乃さんもその立ち上げに携わっています。山岡久乃さんは記録的な視聴率をたたき出した人気ドラマ「ありがとう」で主演の水前寺清子さんの母親役をしていた方です。

ちなみに、オクイシュージさんは養成所の出身ではありますが、現在、青年座に所属しているわけではないようです。

劇団活動としてはpermanent mONKEY'S、劇団ワンダフルズ、国産第1号などが記録として残っています。

主なテレビ出演作

ドラマ

Netflix
「地面師たち」

NHK
連続テレビ小説「らんまん」「ちむどんどん」、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」

TBS
「妻、小学生になる。」「#家族募集します」「陸王」「逃げるは恥だが役に立つ 」「A LIFE」

テレビ朝日
「相棒 season 17」

...etc

バラエティ

日本テレビ
「踊る!さんま御殿!!」「所さんの日本ジツワ銀行」

テレビ朝日
「パパパパPUFFY」

テレビ東京
「SICKS〜みんながみんな、何かの病気〜」

主なラジオ出演作

FM-FUJI
「RADIO-izm」、「RADICAL LEAGUE」

TOKYO FM
「扉」

NHK-FM
「松尾スズキのうっとりラジオショー vol.4」

主な映画

「王様になれ」(監督・脚本)、「108〜海馬五郎の復讐と冒険〜」「寄生獣」...etc

ファンの声

 

個性的なオクイシュージさんの演技

オクイシュージさんは個性的な演技で固定ファンの多い俳優さんで、「地面師たち」で演じた久保田役はその好例です。

個性的だと演じられる役柄が限られてきそうですが、オクイシュージさんは幅広い役柄に対応できる柔軟性を持っており、キャラクターを深い部分で演じ切る洞察力にも定評があります。

キャラづくりに長けている

オクイシュージさんは、演じるキャラクターを自分の中に取り込むアプローチが非常に緻密な印象を受けますね。久保田の演じ方はその良い例ではないでしょうか。

久保田が登場するのはエピソード5。倉持刑事が待つカフェに向かって歩いてくるシーンからです。

モスグリーンのような深い緑とブラウンで統一された服装は地味な印象。立ち姿も普通のおじさんですが、アンバーがかった茶色の色付きメガネがクセ者感を醸し出していました。

倉持の前に座った久保田は関西弁をしゃべりながらクラフトコーラをグラスに注ぎ、瓶に残ったコーラをすすり飲み。下村刑事の無念を語りながら泣き始めたかと思えば、グラスのコーラを氷ごと口に流し入れてゴリゴリじゃりじゃり。目の前で繰り広げられる久保田の所作に、倉持刑事も距離感を測りかねるような表情を浮かべます。

このわずかなシーンで久保田の濃いキャラクターが印象付けられました。

刑事とはいえ、初対面の若い女性の前で瓶をすすり氷をゴリゴリ食べる様子は無神経で下品な印象を受けます。しかし下村刑事とのエピソードを語り、いきなり泣き始める様子からは情の深さを感じますし、「弔い合戦や」と倉持に協力を申し出る時のギョロ目は異形ながら、芯の強さや猪突猛進な印象を受けました。

登場から2分少々でこれだけ濃い印象を残すのは半端ないです。

舞台経験豊富だから?

久保田の演技があれだけ個性的なのは、舞台役者出身という側面が影響しているのかもしれません。

映画やドラマと比べると、舞台での演技には誇張した表現力が求められます。声を張り上げ、ジェスチャーや感情表現を大きくしなければ観客には演技が伝わりません。映像の世界に舞台の演技をそのまま持ち込むのはやりすぎですが、久保田の表情や所作にはメリハリの付いた舞台演技の要素が見え隠れしているように思えます。相当に気合を入れて役作りをされたのではないでしょうか。

オクイシュージさんのSNS

オクイシュージさんはインスタをされています。

xもされています。

フェイスブックもされていますよ。

久保田役「オクイシュージ」さんのまとめ

「地面師たち」での久保田はしゃべり方やしぐさ、表情のクセが強く、ストーリーの中での立ち回り以上に視聴者を惹きつけたのではないでしょうか。

久保田を演じるオクイシュージさんは舞台役者から俳優生活をスタートされており、舞台で培った演技力が「情報屋久保田」というキャライメージに大きく貢献しているのかもしれません。

オクイシュージさんは舞台やドラマの他にもバラエティ番組などもこなされるマルチな面がある役者さんです。これからも出演されている作品があれば要チェックです。

 

 

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