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日本沈没ー希望のひとー《3話》のあらすじ&感想ネタバレあるよ

 

日本沈没の第3話~ネタバレあらすじ&感想など

「関東沈没が1年以内に始まる」という田所博士(香川照之)の分析報告を総理官邸で聞いた天海(小栗旬)は、対策の緊急性を強く訴える。
しかし、里城副総理(石橋蓮司)は田所を詐欺学者と決めつけて相手にせず、東山総理(仲村トオル)もすぐには決断できないでいた。

「一年以内に関東沈没が始まる」

「その可能性は50%。」

田所博士のシミュレーション映像を見た東山総理らは一様に驚愕の表情を浮かべます。

そりゃそうです。首都が海の底に沈むんですから。

関東が沈没するとなると関東圏に住んでいる人たちの避難先を確保、政治や行政など、首都が持つ機能も他地域へ分散させないといけません。大ごとです。

ところが。。。

里城副総理がそこにかみつくんですね。

「関東沈没ともなれば、総理が望む札幌への首都分散にも反対しずらくなる。実によくできたフィクションだ。」

里城副総理、さすがは与党のフィクサーです。

話に容易に乗ることなく、東山総理の陰謀、策略などと決めつけた挙句に、

「総理!こんな茶番で私を懐柔しようとしても、自分の首を絞めるだけですよ!」

と捨て台詞を残して去っていきます。

小賢しいことしてんじゃねーぞ

ってとこでしょうか。

天海とともに危機感を募らせる常盤(松山ケンイチ)に、記者の椎名(杏)が接触してくる。彼女は田所が総理官邸に招かれたことで、ただならぬ事態が起きていると感じていた。
その夜、常盤は常盤グループ会長で父親の統一郎(小野武彦)に呼ばれる。呼ばれた先には、里城がいた。
同期である天海の人間性や関東沈没説に対する見解を聞かれ……

椎名実梨、神出鬼没です。

物語のストーリーよりも、要所要所で出てくる椎名はどういう張り込み方してんだって思うくらい。

椎名は、関東沈没説を唱えていた田所博士が総理官邸に呼ばれたってことに反応したわけですが、彼女の上司である鍋島も世良教授が急に退任したことを挙げて「何かにおう」と一連の動きを怪しみます。

関東沈没説を否定した世良教授⇒退任
関東沈没説を唱えた田所博士⇒総理官邸へ

確かに怪しい。

一方、里城副総理は常盤を読んで関東沈没についての見解を質します。

常盤
「最悪の事態に備え、危機対策を真剣に考えるべきかと・・・。」

関東沈没説を肯定する常盤に里城副総理も

君もそこまで危機意識を・・・

と言葉を失ってしまいます。

でも里城には、常盤と会う目的がもう一つありました。

それは常盤の懐柔。

君に期待してるんだよ。私の後継者として。

これにはいつもポーカーフェイスの常盤も驚きます。

私が里城先生の後継者ですか・・・?

与党のフィクサーから後継者として期待しているなんていわれたら誰だって面食らいます。

でも里城からしたらコムス以降何かと国政レベルの活動を続ける日本未来推進会議をコントロール下に置きたいのかもしれませんね。

里城
「経済が止まったらこの国は死ぬ。」
「頼りにしてるよ。」

里城の言葉を受けてか、常盤は天海に

里城に一回詫びを入れとかないと動きが取れない

と忠言しますが、天海も政権のために仕事をしているんじゃないと突っぱねます。

 

~~天海自宅~~~~~~

天海が帰宅すると、別居中の妻、香織が娘の茜とともにやってきていました。

「やっぱりやり直しましょ!」

とかではなくて、離婚届を持ってきたのでした。

さらに、香織には別居中にいい人ができたらしく、その人について福岡に引っ越すと言います。

「ふ、、ふざけんなっ!」
「離婚もしてないうちから何やってんだよっ!」

という展開が待ってそうなんですがさにあらず。

天海は関東沈没のこともあって、香織の話をすんなり受け入れます。

やっぱり、家庭より仕事の人なんですね。

日本未来推進会議で関東沈没への対策を議題に検討会が開かれた。
その席で天海が、地球物理学の世界的権威であるアメリカの教授・ジェンキンスが田所博士の分析を支持したことを告げると、会議は一気に緊迫感を増す。
各省庁の代表がそれぞれの視点から論争が繰り広げられる中、国民にどう伝えるかで天海と常盤の意見が割れてしまう。

最初は一笑に付していた関東沈没説ですが、ジェンキンス博士も支持したことで現実味を帯びてきます。

常盤と天海の意見は、、、

二人の意見

《常盤の意見》
情報を閣僚や各省の次官などから段階的に広めていくべき

《天海の意見》
憶測や情報格差を避けるために早い段階で総理が全国民に知らせるべき

これ、どっちの立場かによって意見が正反対になりますよね。

政治家目線、官僚目線でいえば常盤が正解。

国民目線でいえば天海が正解。

 

お店目線でいえば常盤が正解。

お客さん目線でいえば天海が正解。

 

よくある対立軸です。

どっちが正解かはやってみないとわからないし、どちらでやっても問題は起こるでしょうから必ず反対派から批判が出てきます。

まるでコロナ対策みたい。

天海は中途半端に情報が広がることを懸念しています。

段階的な情報開示はそのうち漏れてしまって憶測が憶測を呼ぶ。

噂が独り歩きして大きな混乱となるし、企業の中には得た情報を元に自分の利益のために動きだすかもしれない。

そういう事態を避けるために総理が全国民に対して情報を一気に広めるべきだと。

しかし、常盤は何の準備できてないうちにそれをやるとパニックが起きて収集がつかなくなるし、経済が止まってしまうと主張します。

天海
「常盤は人命よりも経済を優先するのか?」
「まさか誰かに忖度してるわけじゃないよな。」

常盤
「どういう意味ですか!?」

二人の間に亀裂が入り始めます。

そして、その裏には里城副総理の影が…。

天海と常盤、どっちも正解ですが、里城の思うつぼかもしれないですね。

 

~極秘機密が早速漏れる?~~~

天海は椎名から東京の大規模開発が相次いで延期されているのはなぜかと取材を受けます。

臨海都市計画と築地再開発事業。

どちらも大企業が参入しているビッグプロジェクトですが、軒並み参入予定企業が参入申請を撤回しています。

このことを聞かされた常盤はすぐに常盤グループ会長の父親に事実の確認に出向きます。

「里城先生から何か聞いた?」
「あの夜、里城先生と何を話したの?」
「里城先生に失礼じゃないか!」

父親は否定するものの、その様子から情報が洩れていることを常盤は確信するのでした。

 

ことの成り行きを知った東山総理は里城副総理に事実関係を確認。

国家機密漏洩によるインサイダー取引が行われているとして、すぐにやめさせるように言います。

しかし

里城は聞く耳を持ちません。

「お気に召さないのであれば私をお切りいただいても構わないんですよ、総理。」
「あなたの力でどこまで政権を維持できるのか、それを見てみたいもんです。」

嫌~なヤツ。

 

~日本未来推進会議~~~~~

海保のデータを直に見れるようになった田所の新たな見解が示されます。

70%以上の確率で半年以内に関東沈没が始まる。

会議ではどのように国民に知らせていくかを話し合います。

天海も常盤も意見を曲げずに平行線のままとなり、最終的に多数決で段階的に広めていく案が採択されます。

天海はどうしても納得がいきません。

 

四千万人の国民の命か…国の経済か…
天海が決断へ、一歩踏み出す!

会議の決定に納得がいかない天海のところへ椎名が原稿案を持ってやってきます。

そこには国家機密のはずの半年以内に70%以上の確率で関東が沈没するという話が書かれています。

天海は総理の元へ行き、マスコミが発表する前に総理が発表すべきだと直談判しますが、里城の意向でそれも却下されてしまいます。

さらに、椎名の記事も里城の圧力によりお蔵入りとなってしまいます。

 

絶望感にさいなまれる二人は、一大決心をして記事を世に出すのでした。

 

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