最愛7話のネタバレあらすじ＆考察＆感想～後藤専務が鼻血出して橘しおりは死んじゃった

梨央マンション前

話の筋が見えてこず、その場を立ち去ろうとする梨央に再び橘しおりが話かける。

「梨央さん、私のこと、覚えてませんか？」

梨央は覚えてない。

梨央マンションの部屋

優は、かつて後藤から橘しおりについて調べるように依頼されていたことを思い出す。

しかし橘がここに何をしに来たのかがわからない。

梨央に聞くと梨央は取材の申し込みだと答えて話は終わる。

優が指さす先には優がかつて月一で送り続けた絵葉書が壁一面に飾られていた。

梨央は気に入っていたが、優が外したいというので二人で外し始める。

2人は絵葉書を外しながら家事分担を決める。

その後も二人は何気ない会話をしながら姉弟水入らずの時を過ごす

警察

桑子が上司の山尾に不満をぶつける。

優はそのころ、富山県警で渡辺康介殺しについて事情聴取されていた。

しかし、優は事件当時9歳で立件は見送られる公算が大きかった。

姉の梨央についても関与を示す証拠があるわけでもなく、話を聴かれるだけで済んでいた。

渡辺昭の殺人についても暗礁に乗り上げている。

渡辺昭は優ともみ合って池に落ちた後に自力で這い上がって池を脱出していることがわかっている。

その後何があったのか。

大輝が取り出したのは松本栞についての資料だった。

2006年の渡辺康介事件の被害者で、現在の橘しおりである。

橘しおりは被害者の中で唯一、渡辺康介を告訴していた。

渡辺昭は東京にいる当時の関係者全員に会いに行っており、橘しおりと接触している可能性がある。

橘しおりマンション

大輝と桑子は出かける橘に話を聞こうとする。

橘はニュースで名前は知っているが面識はないという。

8月3日のアリバイについては

と答え車で出かけて行った。

梨央のマンション

梨央が優を治験に誘う。

しかし優は自分が治験を受けることに抵抗があるようで、返事を保留する。

ロックボトム

大輝と桑子が橘しおりのことで話を聞きに行く。

店員は橘の話と同じことを答えるが、大輝は壁に貼られていた当日の貸し切り写真を見つけ、店員を問い詰める。

雑貨屋

梨央と優と加瀬は3人で優の新生活のための買い物に来ていた。

買い物をしながら、梨央は橘がマンションまできたこと、優はアルバイトをしてお金を稼ぎたいと思っていることなどを加瀬に話し、加瀬は優に治験を受けることを勧めた。

優は治験に関しては前向きになれないでいた。

そんな優を加瀬は勇気づける

警察

大輝と桑子は山尾に橘しおりのアリバイが崩れたことを報告する。

やはり渡辺康介の事件との絡みが疑われる。

その時、管理官である桧山がやってきて大輝と山尾を呼び出した。

梨央マンション

治験のパンフレットに見入る優。

真田ウェルネス

優が渡辺康介事件で立件されないことと、達雄が死体遺棄で書類送致されたことが決まったと加瀬が梨央に伝える。

ほっとする梨央は加瀬に改まってお礼を言う。

梨央マンション

優が梨央に治験を受ける決心をしたと伝える。

加瀬に勇気づけられたのが決め手だった。

梨央は大喜び。

真田ウェルネス

加瀬が後藤のいる専務室を訪れる。

「誰のことですか？」ととぼける後藤に加瀬は真実を伝える。

• 生田誠は朝宮優で梨央の弟だということ
• 優は梨央を守るために後藤に近づいたこと
• 優は警察に追及されても500万のことは言わなかったこと
• 加瀬自身もそのことは問わないこと

後藤は何のことかわからないとさらにとぼけるが、加瀬は梨央のバックアップをよろしくお願いしますと頭を下げて部屋を後にする。

後藤は軽く舌打ちをして加瀬を目で追う。

警察署

大輝が荷物をまとめているところへ桑子がやってきて申し訳なさそうな顔をする。

大輝はカップ麺を桑子に差し出し、

「じゃあな、頑張れよ」

と言って立ち去る。

真田ウェルネス

梨央は、優が治験を受ける気になったことを研究員たちに知らせる。

居酒屋

桑子が大輝に謝る。

岐阜での大輝の行動を危険だと感じた桑子はそのことを上司に報告していた。

大輝は「桑子のせいじゃないよ」と慰め、橘しおりのアリバイに話題を移した。

桑子によると、橘はバーにいたのは記憶違いで、本当は恵比寿で取材対象を張り込んでいたとのこと。

適当に話を変えている感じは否めず、信用できない。

真田ウェルネス

橘しおりから電話が入るが梨央は居留守を使う。

加瀬も相手にする必要はないと同意する。

加瀬は優のために六法全書や司法試験の参考書を買いそろえていた。

「家庭教師が必要ならいつでも言って」

そんな二人を通路から苦々しい表情で見つめる後藤のスマホが鳴る。

真田ウェルネス老人ホームライフヴィラ田園調布

後藤は橘と会う。

「本当に懲りない方ですねぇ」

後藤は橘の休学理由や新聞社を辞めた理由について調べたことを伝える。

「大学時代、お辛いことが・・・？」

しかし橘は動じず、取材で得た情報を後藤にぶつける。

後藤は遠回しに否定するが、橘は不敵な笑みを浮かべて老人ホームを後にする。

競技場

大輝が子供たちに陸上の指導をしているところへ優がやってくる。

優は一連のことで大輝に礼を言うが、大輝が別の署の生活安全課に異動になったことを知らされる。

優は「姉ちゃんこのこと知っとんの？」と聞くが、大輝はこのことを梨央に伝えてないばかりか、

とつぶやく。

梨央のマンション

優は梨央に今度大輝を呼んではどうかと提案するが梨央は良い顔をしない。

「なんでや？」と食い下がる優に、梨央は

と答える。

優は大輝が部署を異動になったことを伝えるが、梨央は「もう決めたことやから」と譲らない。

真田ウェルネス

大輝に電話しようかと迷う梨央だが踏ん切りがつかない。

美術館

勤務中の青木の元を訪れる大輝。

青木からは昔のことを思い出したくないのでもう来てほしくないと言われていたが「どうしても解決しんといかんことがある」と言って頭を下げて協力を求める。

中央出版社

橘が真田ウェルネスの裏金疑惑の証拠をつかんだと編集長に報告。

編集長は社長である梨央のインタビューをするように指示する。

犬塚不動産～真田ウェルネス

後藤の元に犬塚から電話が入る。

「女房が雑誌の記者に余計な事言ったみたいで・・・」
「どうしましょう・・・」

後藤は話を全部聞かないうちから電話を切り、専務室に入っていく。

加瀬が専務室の前を通りかかった際、専務室から物を投げ壊す音が聞こえてくる。

喫茶店

後藤は橘の上司である編集長と会い、記事を買い取りたいと申し出る。

札束が入った分厚い封筒を見た編集長は「厚みが足りないんじゃないですか？」とふっかけ、倍の額での買い取りを要求。

それを後藤が了承したところで編集長は懐からボイスレコーダーを取り出す。

会話を録音されていたと知った後藤は鼻血ブー。

夜の街

大輝は優と待ち合わせしていた。

大輝を強引に誘い、家へ向かう。

一方、梨央もちょうど帰宅してきて、マンション前で大輝と再会する。

しばらく見つめ合った後、帰ろうとする大輝。

優は梨央と大輝に大声で呼びかける。

優の熱意が通じ、大輝は梨央や優と食事することにする。

異動のことで謝る梨央に大輝は長ゼリフ。

3人は優が作った牛丼を食べ、途中で優が気を利かせていなくなり、梨央と大輝は久しぶりに二人で楽しい時を過ごす。

帰る大輝を送りに外に出ると、橘しおりが鉄板もんじゃの店主に取材をしようとしていた。

大輝と梨央を見て二人の関係を疑う橘だが早々に引き上げる。

橘のことを不審がる梨央に、大輝は橘が渡辺康介事件の被害者であることを告げる。

橘というのは母型の姓だった。

ホテルの一室？

橘の取材を受ける梨央。

梨央は橘に昔のことを思い出したと告げる。

橘はインタビューの録音を止め、思いを語りだす。

梨央の問いかけに、橘は目に涙をためてほほ笑む。

真田ウェルネス

加瀬が後藤に電話する

「こんなことして、どうするつもりですか！？」

電話を切る後藤。

後藤は古びたマンションの外廊下を大きなスーツケースを引きながら歩いていく。

翌日。

橘しおりの転落死体が発見される。

ぎゃあー！