こんにちは。
今回はネットフリックスのドラマ「さよならのつづき」で有村架純さん演じるヒロインのさえ子が使っていたコーヒードリッパーやコーヒーミルについて調べてみました。
「さよならのつづき」のコーヒードリッパー
ドラマで使われていたのはこちら。「Kalita (カリタ) コーヒードリッパー スタンドセット WDG-185」。2~4人用です。
この「Kalita」の焼き印もドラマで映し出されてましたよね。
「さよならのつづき」のコーヒーミル
コーヒーミルはこちら。「木製ミル(鋳鉄製カッター) KH-9」 同じくKalitaの製品です。
この底面もドラマでちらっと映ってました。
このコーヒードリッパーセットが登場したのは・・・
このコーヒードリッパーとミルは1話で登場しました。プロポーズしてくれた恋人、雄介が亡くなり、失意の中から日常生活へと戻りつつあるシーンです。
さえ子はコーヒー関連の会社に勤めているので朝食のコーヒーにもこだわりがあるようで、彼女の自宅にはコーヒー豆が何種類もそろえられています。
その中から飲みたいコーヒーを選び、ミルで豆を挽き、ドリッパーで淹れる。興味のない人には面倒なことですが、コーヒー好きなら贅沢な時間だといえるのかもしれません。さえ子も淹れたてのコーヒーを一口飲んで満足げににっこりします。
コーヒー豆の分類と特徴
コーヒー豆は産地や焙煎方法によって分類されます。味わいには以下のような違いがあります。
産地別の特徴
キリマンジャロ(タンザニア)
キリマンジャロコーヒーとは、タンザニア(アフリカ)にある、キリマンジャロ山で栽培・収穫されたコーヒー豆のことを指します。
強い酸味とコクが特徴で、ほのかに甘い香りがします。
ブルーマウンテン(ジャマイカ)
ブルーマウンテンは、ジャマイカのブルーマウンテン山脈で栽培されたコーヒー豆のことを指します。
雑味の少ない滑らかな味わいが特徴で、「コーヒーの王様」と呼ばれています。日本でも喫茶店などではブルーマウンテンが一番高かったりします。
モカ(イエメン、エチオピア)
モカはアフリカのエチオピアとイエメンで生産されるコーヒー豆のことを指します。
さわやかでフルーティーな酸味と甘みがあり、コクもあります。
ブラジル
ブラジルコーヒーは世界最大のコーヒー生産国であるブラジルで生産されるコーヒー豆の総称です。
酸味と苦味、コクのバランスが良く、クセのない味わいはブルーマウンテン同様、万人向けとされています。
グアテマラ
グアテマラは中央アメリカにあるグアテマラで栽培されるコーヒー豆のことを指します。
フレッシュな酸味とナッツを思わせる甘い香り、そして豊かなコクが特徴です。
マンデリン(インドネシア)
マンデリンはインドネシアのスマトラ島で栽培されるコーヒー豆のことを指します。
酸味が少ないのが特徴でキリマンジャロとは正反対の口当たりだと言ってよいでしょう。半面、苦味とコクは強めで個性的なコーヒーです。
焙煎度のポイント
コーヒー豆の焙煎は3パターンあります。浅炒り、中炒り、深炒りです。
浅炒りは酸味が残る焙煎方法で、軽い感じの口当たりが好きな方に向いています。
中炒りは酸味と苦みのバランスが最も取れている焙煎方法で、日常飲みに適しています。
深炒りは時間をかけてじっくり炒った分、苦みとコクがしっかりと主張しています。エスプレッソなどによく使われます。
まとめ
Netflixドラマ「さよならのつづき」で登場したコーヒードリッパーやミルは、コーヒー好きのこだわりを象徴するようなアイテムです。コーヒーはその豆の産地や焙煎度によって、酸味、苦味、コクなど味わいが大きく変わります。例えば、キリマンジャロのような強い酸味の豆から、マンデリンのように苦味が際立つ豆まで、さまざまな選択肢があります。
また、焙煎度によっても味わいが変わり、浅炒りは軽やかな酸味、中炒りはバランスの良さ、深炒りは濃厚なコクが楽しめます。コーヒーの種類を選ぶことで、気分やシーンに合わせた一杯を楽しむことができます。
さえ子は恋人雄介が死んだことで決して幸せな状況とは言えませんが、そうであっても、コーヒーを飲む時間は自分を癒し、豊かな時間を過ごすための贅沢なひとときだといえるかもしれません。
みなさんも、産地や焙煎にこだわり、自分好みのコーヒーを探しながら、その日の気分にぴったりの一杯を楽しんでみてはいかがでしょうか。