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ドラマ

【知らなくていいコト3話】あらすじやキャスト情報などネタバレ!

「知らなくていいコト」は日本テレビ系列で水曜22時から放送されているドラマです。

 

知らなくていいコト3話の主なキャスト

真壁ケイト(吉高由里子)
桃源出版「週刊イースト」編集部の記者。父親が殺人犯乃十阿徹であることがわかって思い悩む。尾高を振ったことを激後悔。

尾高由一郎(柄本佑)
ケイトの元カレ。動物カメラマン。ケイトが乃十阿徹の子であることを知りながらプロポーズするもケイトにフラれた過去を持つ。妻子持ち。

岩谷進(佐々木蔵之介)
週刊イースト編集長。奥さんがライバル誌「週刊世界」の編集長になる。

黒川正彦(山内圭哉)
ケイトの直属の上司。関西人。

野中春樹(重岡大毅)
ケイトの元カレ。ケイトの父親が乃十阿徹であることを理由にプロポーズを取り消し、ケイトをふるが、その後のやり取りでケイトにキレられ嫌われている。

河原巽(大貫勇輔)
ダンサー。10年前の暴言が元で炎上騒ぎとなる。

 

知らなくていいコト3話のあらすじ・考察 ※ネタバレしまくり

3話はケイトと尾高のなれそめから始まります。

 

そもそも2人はなぜ付き合うようになったのか?

 

時はケイトが週刊イーストの特集班に配属されたばかりの頃にまでさかのぼります。

 

当時、尾高とケイトは二人で熱愛スクープを追っていました。ドラマを見る限りでは新人ケイトを仕込む尾高先輩という感じ。ちなみに週刊イーストの編集長である岩谷もこの頃はまだデスクだったそうです。

 

ケイト

「もう3日もここにいて空も見てないですけど本当に来るんですかね、あの2人。」

 

尾高

「来ると思ってるから待ってんだろ。愚痴るなバカたれ!」

 

尾高さん、結構スパルタです(笑

 

2人が追っているのは松原選手と堀田アナ。ちょいエピソードなんで大した情報も出てこないんですが、スポーツ選手と女子アナということですね、多分。

 

取材の方は尾高の指導とケイトの行動力で無事スクープ写真を撮ることに成功。

そしてその帰り道、ケイトの方から「キスしたいです」と尾高を誘い、車の中でキス。2人は付き合い始めます。

 

《こうして私たちは始まったんだ。》

《あれから私は仕事もプライベートも充実しまくりの日々だった。》

《生まれてきてよかった》

《週刊イーストに配属されてよかった》

《尾高さんに出会えてよかった》

 

尾高さん、このころから優秀だったようで、

 

《パリの街角でバンクシーの制作現場を撮影した一枚がピューリツァー賞の最終候補作にもなった》

 

ということです。ピューリツァー賞、カメラマンでなくても聞いたことのある世界的な賞ですよね。相当なモンです。

 

しかし、、、

 

《殺人犯乃十阿徹の出所の姿を撮影したあの写真が週刊イーストに掲載されてから尾高さんと私の関係は変わっていった》

《あの写真を撮ったのを最後に尾高さんはなぜか突然ニュースカメラマンを辞めた。》

 

セリフでは"なぜか"って言ってますが、ケイトのことを考えてニュースカメラマンを辞めたってことですよね。2話でケイトママである杏南も

 

「どうか、もうそっとしておいてください。そしてケイトを生涯守ってあげてください。何もかもあなたが汲んであげて、、、わかるわね。」

 

と尾高に頼んでましたし。この流れでプロポーズもしたんだろうと今のところは解釈してます。

 

しかし。

 

ケイトはそんな尾高が嫌になり、プロポーズを断って春樹と付き合うようになった、ということです。

 

このことについては2話から後悔しまくりのケイトさん。

 

《過ぎた時間は取り戻せない。でも悲しすぎる。》

 

とおっしゃってます。

 

たしかに。。。

尾高と春樹、回を追うごとに人間としての器量の差が大きくなっているような感じで、この3話でも春樹の小ささが強調されるようなエピソードが入ってました。

 

コーヒーメーカーの不調がきっかけで尾高と話す機会を得た春樹は、「話したいことがある」と尾高を屋上に呼び出します。

何を言うのかと思えば、

「尾高さんてなんで真壁さんと別れたんですか?」

「僕も真壁さんと別れたんです。」

「結婚が無理だなって思った理由が尾高さんと真壁さんが別れた理由と同じなんじゃないかなって思うんです。」

「彼女の父親が誰か尾高さん知ってますか。」

「尾高さん、どの時点で乃十阿徹が彼女の父親かもしれないって知ったんですか?」

 

と尾高とケイトとのこと、さらには乃十阿徹のこともベラベラとしゃべってしまいます。

 

確か、春樹は乃十阿徹のことは誰にも言いませんってケイトに言ってなかったですかね?

いや、言ってました。1話の最後で。

 

この時点でかなりプライベートなことをしゃべってしまってます。相手が元カレの尾高だからということでしょうが、ちょっと何言ってんのって感じですね。

 

さらに春樹くん、止まりません。

 

「結婚したら子供が欲しいって思う普通の人間なんですよ僕。」

「それで彼女とは無理だと思って別れました。」

「尾高さんも奥さんとの間にお子さんいますよね。もし真壁さんと一緒になってたらそう簡単に子供を作れたかどうかわかんないですよね。」

「やっぱり尾高さんだって結婚は無理だったってことですよね。」

春樹君、自分の我が全開してます。

"自分の愛した人はそういう十字架を背負って生きていかなきゃならない"っていう配慮ゼロです。

しかも、春樹が知ってるのは確定情報じゃありません。かもしれないっていうレベルの情報。

一方、尾高は確定情報としてケイトママから真実を聞き、にもかかわらずプロポーズしてます。器の大きさが全然違いますね。

尾高にしてみたら自分のことばかりの春樹はずいぶんと人でなしに見えたのか、

「お前、、、サイテーだな。」

と捨て台詞を残して立ち去ります。春樹の小物感半端ないです。

 

この3話は、完結ストーリーの方でSNSを駆使して人の居場所を突き止めるシーンが出てくるんですが、ケイトも終盤でSNSで父親乃十阿徹の居場所を調べてしまいます。

 

千葉県勝浦市港戸3-18-2

 

ケイトさん、早速。出向きます。

港町で潮風が吹くなか、乃十阿徹の住所まで行くと、錆びて茶色くなった看板を掲げた自転車屋から乃十阿徹が出てきます。

遠巻きに見守るケイトですが、まもなく2人は目が合い、そのまま見つめ続けて3話は終了です。何かしゃべるのかな?

 

一方、1話完結のストーリーは新進気鋭の男性ダンサーの炎上騒動です。

 

彼の名前は河原巽。通称タツミーヌと呼ばれています。

 

"正統と異端が同居している”などと評され、日本はもとより世界からも注目を集めています。

 

小野寺

「世界に羽ばたく芸術家としては小澤征爾、蜷川幸雄に続くんじゃないの?」

「来年の日比谷ビエンナーレのメインパフォーマーにも決まってるし」

 

このタツミーヌの特集記事を組むことになった黒川班は手分けしてタツミーヌに関する情報を集めます。

 

ケイトはタツミーヌのファッションについて旧知のファッション評論家ミミコ近藤の元を訪れます。

 

(ミミコ近藤)

「タキシードなのにシャツのボタン開けてるしデニムのクラフトを落とし込んだハイカットブーツ履いてるでしょ?もはやタキシードであることがわかんなくなっちゃってるけど、何か正統派の薫りもして素敵なのよね~。」

ミミコ近藤はファッションコメントの他に、タツミーヌの若いころの話、、、近くの稽古場にダンスのレッスンに毎日通っていたことや近くのラーメン店でアルバイトをしていたことなどを教えてくれます。

 

しかし。

 

そんなケイトの元に、黒川から取材取りやめの連絡が入ります。

タツミーヌの10年前の動画での暴言がSNSで拡散し、騒動になっていたためでした。

 

(炎上発言)

「あなたたちみたいは老人が国を亡ぼすんです。老害こそが問題なんです。本当に必要なものは介護施設なんじゃなくて姥捨て山なんじゃないですか!」

炎上したことで取材はどうすんのって話になりますが、編集長の岩谷は方向を替えてタツミーヌ特集の取材継続を指示します。

が、もともとタツミーヌの取材に乗り気でなかったケイトは異を唱えます。

(ケイト)

「炎上しているのは10年も前の動画です。そんなのほじくり返すより赤木のネタをやったほうがずっと旬だと思うんです。」

「10年前のことをネタにせっかく花開いた才能の足をひっぱるようなこと、週刊イーストのポリシーに反しませんか?」

 

しかし、編集長の岩谷はタツミーヌの実態を探り出すのは我々にしかできない仕事だしこれで潰れるくらいなら潰してしまえばいいとして取材の継続を指示します。

 

(岩谷編集長)

「本人がこのスキャンダルにどう対応するかも含めて、それを見極める材料を提供するのが週刊イーストの仕事だ。」

「それにタツミーヌはただのタレントではないだろ。国費留学もしてるし、国の助成金の出る日比谷ビエンナーレのメインパフォーマーでもある。我々の血税を使って仕事をしている人間なんだ。これは気が進まなくてもやってもらわないと困るな。」

炎上騒動でタツミーヌの行方が分からなくなっていたため、黒川班はSNSで情報収集し、江戸川橋駅周辺の稽古場かスタジオに絞り込むことに成功、ケイトと市川、福西の3人がかけつけます。

多数のメディアが取材に駆けつける中、タツミーヌと思しき人間が1人、2人と出てきて現場は混乱。

しかし、その混乱の中にひっそりと出てくる一人の男性がいました。

ケイトがその男性の足元に視線を落とすとミミコ近藤が言っていた

 

デニムのクラフトを落とし込んだハイカットのブーツ

 

を履いています。

これがタツミーヌに違いないと確信したケイトですが、一緒にいた福西が

 

(福西)

「止まれ!タツミーヌ!謝罪の言葉を!」

 

などと騒いだために結局逃げられてしまいます。

再び行方知れずとなったタツミーヌ。

黒川班は手分けして自宅、実家、美容院、ジムなどを当たりますが手がかりがつかめません。

そんな中、ケイトはミミコ近藤から教えられたラーメン屋にタツミーヌの取材に出かけます。

黒川デスクからはタツミーヌの黒歴史を引っ張ってこいと言われたケイトでしたが、ラーメン屋でのタツミーヌの評判は良好でした。

 

(ラーメン屋主人)

「働き者で出前も嫌がらないしホントによくやってくれたよ、巽は。」

 

そして、このラーメン屋で、昔、老人介護施設建設のためタツミーヌの通っていた稽古場が取り壊しになったことを知ります。

炎上動画の内容も老人がらみ。ここでつながります。

早速ケイトは以前の施設長を取材します。

この施設長は建設前に何回も開かれた地元住民への説明会に出席していたのでタツミーヌのことも覚えてました。

さらに、炎上動画の時にも同席していて、経緯を話してくれます。

 

「こんな風に切り取られて誤解されてかわいそうです。」

 

炎上動画は誤解を与えるものであることを知ったケイトは、ホテルに閉じこもっていたタツミーヌに取材依頼の手紙を書き、野中(春樹)が担当している若林先生経由でタツミーヌに届けます。

 

(ケイトの手紙)

週刊イーストは正義の味方なのか?としばしば問われますがそれは違います。

われわれは正義の味方なのではなく人間への尽きない興味があるだけです。

爽やかで清廉なイメージのあなたがネットで見せた怒り、その落差に興味があるのです。

才能に恵まれたあなたの人間としての生身の心を知りたいのです。

それを読者に伝えたいのです。

決して正義を振りかざしているわけではありません。

本当のことを語って誤解を解きませんか?

週刊イーストは嘘は書きません。どうか私を信じて声を出してください。

12月19日河原巽様

  週刊イースト編集部真壁ケイト

 

ケイトの思惑通り作戦は成功、タツミーヌは取材に応じて経緯を話します

 

(回想シーン)

10年前、介護施設建設の説明会で練習用のスペースを少し残してもらえないかと老人たちを説得するタツミーヌ。

渋る老人たちにダンスを披露したりストレッチを教えたりもすると提案します。

しかし、老人たちは取り合おうとしません。それどころか、ダンスをこきおろすようなことを怒鳴り散らします。

(老人)

「戦争を経験し高度経済成長を支えた自分たちが何で若者の遊び場を作らにゃならん!」

「コンポラダンスは不良がやるもんだ!」

「ダンスなんてものはあってもなくても生きるのには関係ねぇんだよ!」

 

炎上発言はこうした暴言を浴びせられたタツミーヌがカッとして出てしまったものでした。タツミーヌも深く反省しているようです。

 

(タツミーヌ)

「カッとして酷いことを言ってしまった。」

「未熟で将来の不安と稽古場がなくなることに動揺して。。。」

「あの方たちには心からお詫びしたいです」

 

誠意ある受け答えに好感を持つケイト。

「これからもダンスを続けるのか」という問いを投げかけると

(タツミーヌ)

「僕はどこでも踊ります。ビエンナーレでなくてもステージの上でなくても道でも公園でも。踊ることで信用を取り戻せるよう頑張りたいです。」

 

と答えるのでした。この後、タツミーヌが踊っている写真を撮影して取材は終了します。

 

編集部に戻ったケイトは後輩の小泉から見せたもらったタツミーヌの公演パンフレットで、主催がサイバーオムニ社であることを知ります。

サイバーオムニ社はケイトが追っている赤木大臣との談合疑惑がささやかれている企業。

そういえば赤木大臣もタツミーヌの公演に行ったとSNSにアップしていた、、、

これは何かあると確信したケイトは取材に出かけようとしますが、黒川デスクから「タツミーヌの記事に集中しろ!アホ!」と怒鳴られたのでした。

 

忘年会。

完売を2回も出したとごきげんの岩谷編集長、タツミーヌの記事はケイトと春樹のファインプレーだと持ち上げる他の社員、相変わらずよそよそしい春樹。

そんな中、ケイトの耳にある会話が入ってきます。

「最近は世界のどこにいてもすぐに見つかっちゃうんですね。」

「人間生きてりゃどこにどんな痕跡が残ってるかわかんないし誰に見られてるかわかんないよ。」

「人から恨まれるようなことをしないのが一番だな。」

何か思うところのあるような表情のケイト。

父親乃十阿徹のことを考えているのは想像に難くありません。

 

そしてお正月。

ケイトはパソコンである言葉を検索します。

 

「乃十阿徹 居場所」

やはり忘年会で聞いた会話が頭に残っていたのか、つい調べてしまいます。

あれだけ世間を騒がせた事件の犯人。ネットには居場所を知る手がかりがあるはずと思うのは当然です。

そして調べたらやはり情報が転がっていました。しかも住所付き。

すぐにその場所へむかったケイトはそこで。。。

 

【知らなくていいコト3話】ロケ地情報

タツミーヌが昔アルバイトをしていたラーメン屋さん

福寿

渋谷区笹塚3丁目19番

 

週刊イーストの忘年会が行われた店

月島スペインクラブ
中央区月島1丁目14番

 

知らなくていいコト3話感想&考察

3話、乃十阿徹がらみで劇的な展開はなかったですが、少しずつでも確実に展開していってる感じ。

今回大きな展開がなかったので、4話で大きく動くのかもしれません。

で、何やら伏線めいたシーンもありました。

尾高さんが仕事場で乃十阿徹の写真を眺めてるシーン。

2話で出てきた赤いコーヒーメーカーが何気に出されてるじゃないですか。

ツイッターでもそのことを話題にしてる人、多かったですね。

あと、個人的に気になったのは乃十阿徹の写真。

あれってSNSの画面じゃなくてパソコンの画像を見てたので、要するに乃十阿徹の家までいって撮影してるってことですよね。

出所した後も追ってるってこと・・・?

 

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