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アニメ

ワンピース426話『映画連動特別編 動き出す金獅子の野望』

この回は、映画『ONEPIECE FILM STRONG WORLD』との連動特別編で、ルフィと金獅子のシキが出会う数日前の話。

425話でセンゴク元帥がインペルダウン唯一の脱獄者として金獅子のシキへ思いをはせるところからつながってきています。

ちなみに、漫画の方ではこのくだりはありません。

 

登場人物や挙動など

アミーゴ海賊団

ラルゴ(アミーゴ海賊団船長)、コルト(アミーゴ海賊団副船長)

シキの軍団に入ろうと動いている

 

麦わらの一味

ルフィ、ゾロ、サンジ、フランキー、ウソップ、チョッパー、ナミ、ロビン、ブルック

グランドラインを航海中にオオカブトに出くわす。ルフィとゾロ、サンジ、ウソップはリトルイーストブルーへ。

 

島民

ヨーコ

海軍コートを着た少女。父親が海賊に殺されたことで海賊を恨む。ルフィに対して敵意むき出し。

 

名言・迷言・見どころ

「飼い主?バカ言え!ボスは仲間だ!」(ヨーコ)

 

あらすじ

大きな潜水艦の中にあるメキシカンな酒場。そこへ金獅子のシキから連絡が入る。

『きました!シキの親分さんからの連絡が!』

『兄貴やったぜ!これでシキの仲間に入れれば、俺たちにも成りあがれるチャンスが来る。』

連絡を心待ちにしていたのはこの潜水艦の船長と副船長であるラルゴとコルト。彼らはアミーゴ海賊団と名乗っている。

シキからの連絡に喜び勇んで出たものの、シキ側からは条件が出される。

ーーーシーン転換ーーー

航海中のルフィ達が釣り上げた魚を、空飛ぶ巨大なカブトムシが横取りする。

「カブトムシが魚食った~!!!」

ーーーシーン転換ーーー

そんなサニー号を遠くから望遠鏡で眺める海軍コートを着た少女。

「あれは海賊船だ!のこのこ現れやがって!!」

「ボス、やっちゃって!」

どうやら、ボスとは巨大カブトのことらしい。

ーーーシーン転換ーーー

空飛ぶカブトに魅了されるルフィ。

「乗りてぇ、あれっ!」

魚を横取りしたうえになおもサニー号に向かってくる巨大カブト。フランキーが警戒するも巨大カブトはサニー号めがけて向かってくる。

「船壊されてたまるかよ!」

フランキーがクードヴァンを放つがカブトムシは無傷。効かない。

「俺に任せろ!」「さぁこい!でかカブト!!」

ルフィがゴムゴムのバズーカを放とうとした時、カブトは火を噴いてルフィを攻撃。ルフィも炎に包まれながらもゴムゴムのバズーカを打ち込み、カブトをぶっ飛ばす。

「ボスをぶっ飛ばした!!」

その光景を見て驚く海兵少女。

一方、ルフィは火を噴くカブトがすっかり気に入る。

「カブトがでけぇうえに、火まで吹くなんて、、、かっこよすぎるぅ!!!」

「俺決めた!あいつ絶対仲間にするぞ!」

ルフィは空飛ぶカブトに無理やり乗り込む。

ウソップはカブトに乗りたいわけではないが、カブトの足先に引っ掛けられてしまい、そんなウソップを見てゾロとサンジは助けようと自らカブトの足に飛びつく。

こうしてカブトはルフィ、ウソップ、ゾロ、サンジの4人を乗せて遠くに見える島へと向かっていった。

4人がしがみついているからか、カブトはうまく飛べずに島の岸壁に激突する。

そんなことはお構いなしにカブトに仲間になれと執拗にせまるルフィ。

すると、その光景を見ていた海軍コートの少女がルフィにとびかかってきてかみつく。

「いてててて!」

 

「ヨーコ、何事だ!」

騒ぎを聞きつけて、島民たちが洞窟の奥から出てくる。海軍コートの少女はヨーコというらしい。

ルフィたちを見て、一番年配の老人が話かける。

「ん?もしかして、あんたら麦わらの一味じゃないかね?」

「ん、、ああ、そうだが・・・?」

不意を突かれたように答えるゾロ。

 

「いわれてみれば、あいつ、麦わらだ!」

島民たちもルフィのことを知っているらしく、名前を言い当てていく。

「こいつは海賊狩りのゾロ!」

「こいつは黒足のサンジじゃねぇか!」

「こいつは、、、あんた誰だ?」

ウソップのことは知らないらしいが、島民たちはおおむね、ルフィたちのことを知っているようだ。

しかし、ヨーコはなおもルフィに敵意むき出し。

「こいつはボスを奪い取ろうとしたんだぞ!かみ殺してやるーっ!」(ヨーコ)

「お前!このカブトの飼い主なのか?」(ルフィ)

「飼い主?バカ言え!ボスは仲間だ!」(ヨーコ)

仲間という言葉に反応するルフィ。あっさりとボスのことをあきらめる。

「そっか、じゃ、仕方ねー」(ルフィ)

「悪かったな、ケガさせちまって。」(ルフィ)

すでに友達モードになったルフィになおも食って掛かるヨーコ。

「ボスに勝ったつもりでいやがんのか!」(ヨーコ)

「ボスにとっちゃこんな傷くら屁でもねぇんだ。土の中で寝てりゃ明日には治っちまう。」(ヨーコ)

「明日は脱皮の日だ。そしたらもっとでかく、強くなるんだ!」(ヨーコ)

ヨーコと老人の話によると、ボスは一か月に一度のペースで脱皮するらしい。

「すげぇ、よーし、あしたもう一回俺と勝負しよう!」(ルフィ)

ルフィの誘いにヨーコはあきれるが、ボスも戦う気満々だ。

「ほっほっほっほ!噂にたがわぬ面白い若者じゃわい」(老人)

意気投合したルフィたちは、島民の案内で洞窟の奥に入っていく。

「この洞窟は迷路みてぇに入り組んでてなぁ」

島民たちは、海賊が来たらこの洞窟に逃げ込み隠れるとのこと。

この洞窟の中で、ヨーコとボスの過去が明かされる。

ヨーコの父親は海軍兵士。度重なる海賊の島への襲撃を見かねて一人島に残り、5年前に海賊に殺された。ヨーコが来ている海軍コートは父親の形見。

それから3年後に突如現れたのがボス。ヨーコとはすぐに仲良くなり、島の守り神のような存在になった。ヨーコはボスに強い父親を投影しているという。

ルフィたちは「君たちは特別じゃ」と岩山の浦にある島の町に迎え入れられる。

この島はもともと無人島だったが、同じ海出身の者ばかりが流れ着き、この町を形成していったという。

「よーこそ、麦わらの諸君。ここはイーストブルー出身者の町、カンソーン島。別名、リトルイーストブルー!」

ーーーシーン転換ーーー

ルフィたちの帰りを待つサニー号に、ウソップから連絡が入る。

「ナミ、ちょっとこっちに来てくれねぇか?」

「お前にどうしても会いたいんだってよ。」

とりあえず島に向かうナミだが、ナミ同様に島を目指す潜水艦がいた。

アミーゴ海賊団である。

「さ、狩りの始まりだ!獲物はシキのアジトからとんずらこいたオオカブト!」

おわり。

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