最愛6話のネタバレあらすじ＆考察＆感想～優は犯人じゃなかった！

駒沢警察署
移送されてきた優を加瀬が出迎える。梨央のことを心配する優だが、加瀬は梨央には自分の身を守るように言ってあると伝える。

警察を出て落ちついて話をしたいという加瀬だが、優は首を縦に振らない。

白川郷の康介事件では優は9歳で未成年であり、罰を受けることはない。

引用：最愛公式ページ(TBS）様

昭事件も自分がやったという優だが、優に記憶はなく、手掛かりは動画だけ。

梨央自宅

梨央のことを心配して電話してくる大輝。

梨央は母の梓がいると答えるが、自分のことよりも優のことが心配で仕方ない。

引用：最愛公式ページ（TBS）様

大丈夫という大輝だが、優がどうなるのかは彼にもまだわからないのであった。

その後、加瀬が食事を持って来訪する。

本当に優がやったのかと問いかける梨央。

気力を失っている優が覚えてもないことを軽率にしゃべって調書に書かれるのが一番まずい。

梓からも加瀬に任せとけと言われたものの、梨央は心配が過ぎて何も手につかない様子。

冷蔵庫から落としたヨーグルトがそのまま放置されている。

加瀬の言葉を聞いて梨央はソファの上で眠りだす。

加瀬はそんな梨央の腕時計を外してやり、電話をする。

駒沢署取調室

優は、渡辺昭と喫茶店で接触していることなどを聞かれるが、加瀬が張り付いてアドバイスしていることもあり、黙秘を続けていた。

一方、富山では、朝宮達雄がビデオで語った鉄塔付近から、渡辺康介の遺留品や凶器とみられるペグが出てきていた。

引用：最愛公式ページ(TBS）様

梨央と優からも事情を聴くという藤井に、大輝は梨央は前から知ってたのかもしれないと告げる。

白山大学時代、駅伝大会の前に大輝が梨央に気持ちを伝えたときの梨央の腕の傷、よそよそしい態度、そして昨日、達雄の動画を再生する際の取り乱した様子。

大輝には梨央が前から知っていたのだろうと思い当たるフシがいくつもあった。

線路脇のバンの中

頬に擦り傷を負った橘しおりは拉致された時のことを思い返していた。

橘をトランクルームから出したのは真田ウェルネスの後藤。

殺されると取り乱す橘に

と声をかけ、用意した車を指し示したのだった。

橘がふと我に返ると、スマホが鳴っている。

後藤からの呼び出しだった。

待ち合わせ場所に行くと後藤が先にきて待っていた。

違うと否定する後藤。

当時を振り返る橘に後藤は封筒を渡す。

中を見ると札束が・・・。

と語気を強める橘に

と忠告する後藤。だが、橘は引き下がらない。

対して、後藤は橘の調査結果を直接本人に確かめる。

なぜ産教新聞をやめたのか。

法都大学時代の休学の件。

しかし、橘は後藤から受け取った札束入りの封筒を後藤に投げ返して言葉を遮る。

明らかに取り乱した様子でその場を立ち去った橘は、編集長に連絡。

駒沢署

「僕がやりました。」

ついに優が自白を始める。沸き立つ捜査本部。

優は事件当時つけていた小型カメラを取調官に手渡す。

大輝は係長の山尾に呼ばれ、今後真田梨央には関わるなとくぎを刺される。

引用：最愛公式ページ（TBS）様

その後、駒沢署を訪れた加瀬は、優と面会し、何を話したのか状況を聞く。

真田ウェルネス

自供した優は逮捕され、テレビでも報道され始める。

報道を見た後藤と梨央の兄、正信は、優の件でどうするつもりだと梨央を責める。

引用：最愛公式ページ(TBS）様

梨央は、梓が後藤に全幅の信頼を置いていることを伝え、自分が退いた後はよろしくお願いしますと頭を下げて部屋を後にする。

梨央が出ていった後、部屋にひとりとなった後藤は声を出して満足げに笑う。

喫茶店

加瀬は動画解析業者からの解析結果の報告を受ける。

〇映像データより
渡辺昭が池に落ちたのは東側の池。

〇映像データと音声データより
渡辺昭は梨央に康介の情報を求めていた。

「もう来ないでください」と言う梨央に「何度でも会いに行く」と開き直る昭。

その光景をみていた優は、梨央が帰った後に昭の前に出ていき、自分が康介を殺したと告げる。

逆上した昭は優の首を絞めるが、逆に優から首を閉め返され、そのまま池へと転落した。

駒沢署

優と面会する加瀬は警察の取り調べで何を聞かれたかを確認。

優の言葉に大きくうなづく加瀬。

一方、梨央は優のことが心配で駒沢署まで来てしまう。

"真田社長が来ている"という話を聞きつけた大輝は梨央の元へ駆けつけ、梨央を人目の付かない場所へと移動させる。

優は取り調べに耐えられるのだろうかと不安がる梨央に

と言って励ます。

一方、優との面会を終えた加瀬も、梨央が駒沢署にやってきていることを聞きつけ、大輝と話している梨央を探し出す。

加瀬がやってきたのを見た大輝は梨央を加瀬の元へと送り出す。

公衆トイレ

加瀬は公衆トイレで用を足していた刑事の井口から捜査状況を聞き出す。

捜査本部

捜査本部でも加瀬が依頼した解析業者と同じ解析結果が出て騒然とする。

東の池で池に転落した渡辺昭は、なぜか西の池で見つかっており、犯行現場と発見場所が異なっている。首をかしげる大輝。

そこへ加瀬が訪ねてくる。

加瀬の話は慎重な捜査をお願いしますというもの。

・動画の解析結果が警察の見立てと違っている。
・優は病気が治っておらず犯行を覚えてない。

大輝はそのことを本部に伝え、病理鑑定も早急に行うと約束するが、係長の山尾は「真田の番犬に丸めこまれてんじゃねーよ」と怒りをあらわにする。

加瀬は検察にも事件の矛盾点を指摘し、良く調べるように圧力をかけていた。

そんなおり、事件直後の目撃者がいると連絡が入る。

大輝と桑子が目撃者を割り出し、話を聞いたところ、彼が見たのは犯人ではなく渡辺昭本人だった。

定食屋

大輝は渡辺康介の事件の処理で上京した藤井と食事をしながら情報交換する。

藤井は康介事件の関係者で都内に住んでいる人物が長嶋と青木の他にもう一人いると指摘。

引用：最愛公式ページ（TBS）様

引用：最愛公式ページ（TBS）様

その人物のことは大輝はノーマークだったために事件の資料を調べると、松村栞という女性が浮かび上がる。法都大学生だった。

検察庁

加瀬は正当防衛の可能性を検察官に指摘する。

動画では、渡辺昭の方から手を出していることがはっきりしている。

しかも、その渡辺昭は池に転落したあと水から這い上がって西の池方面へ歩いて行っていることが目撃者の情報ではっきりしている。

結果、優は不起訴、自由の身となる。

加瀬は大輝も力になってくれたと指摘。

しかし本来、警察は被害者側につくべき存在。

なのに大輝は今回、被疑者である優の方に肩入れしすぎている。

捜査本部では山尾がまたしても怒りをあらわにするのだった。

「ありえねぇだろ、不起訴は。」

夜の路上

梨央は大輝を呼び出し、もう会わないと伝える。

「勝手に決めんな」

と叫びながら梨央の元へと駆け寄る大輝。走って逃げる梨央。

梨央に追いついた大輝は梨央を抱きしめるが、梨央は「じゃあね」と手を振って大輝の元を去る。

鉄板もんじゃ「峰」

梨央と優と加瀬は3人で食事する。

加瀬は弁護士になったきっかけ、子供のころの近所の弁護士の話をする。

歩道橋

一方、大輝は大学時代、白山大陸上部のマネージャーだった青木に連絡をとり、松村栞の写真をメールしてもらう。

そこに写っていたのは、フリーライターの橘しおりだった。

同じ頃、後藤も同じ内容の写真を入手。

一方、峰を後にした梨央と優は梨央の自宅へと帰るが、そこへ橘しおりが現れる。