こんにちは。
今回は地面師たちを家族で見ると「気まずいな」と思ってしまうエロ系シーンをまとめます。といってもそんな気まずいシーンはそんなにありません。
(地面師たちのあらすじは別ページにまとめています⇒地面師たちのあらすじネタバレ注意)
ちなみにですが、「地面師たち」にはインティマシーコーディネーターという、エロシーンの演出や撮影方法についてコーディネートする専門スタッフが入っているので、役者さんがヌードになって絡むシーンはありません。絡み自体はあるので十分気まずいですが、女性も男性も下着など着衣のまま絡んでいます。
地面師たちの気まずいシーン
2話の気まずいシーン
3話の気まずいシーン
4話の気まずいシーン
7話の気まずいシーン
インティマシーコーディネーターについて
インティマシーコーディネーターとは、映画やドラマなどの制作で性的なシーンがある場合に、役者さんの安心と安全を担保するために配置される専門スタッフです。
いくら仕事とはいえ、役者さんも普通の人間。性的なシーンを撮影することに少なからず抵抗を感じるのが普通でしょう。
明確なガイドラインもないまま撮影に入ると、どこまで露出するのか、どのような演技をするのかといった境界線が曖昧になり、役者さんは必要以上のストレスを感じるものです。特に監督側に強い発言力がある場合、役者は監督に言われるまま、不本意な撮影を続けざるを得ない状況もありえるのです。
そこでインティマシーコーディネーターの出番です。
インティマシーコーディネーターは、役者と監督サイドのコミュニケーションを促進し、性的なシーンの必然性や演技の境界線を明確にします。
そのシーンにはどんな格好でどんな演技が必要なのかを共通認識として周知させ、役者さんはその範囲内で演技をする。役者さんは撮影に対する不安とストレスを軽減させることができます。
地面師たちにはこのインティマシーコーディネーターが配置されており、着衣のエロシーンもその影響を少なからず受けてのことだろうと言われています。今後、このようなシーンが増えてくるのではないでしょうか?
ただですね、思いませんか?
「そこまでしてエロシーンは必要?」って。
ストーリー上必要なのであれば、身体部分は映さないような演出も可能なんじゃないかなって思うわけです。そういう行為をしているのが分かればいいので。
私は、地面師たちのエロシーンを見て「そういう性癖の人って設定なんだろうか」って思いました(笑。だって川井菜摘のシーンなんて乱交ですから普通の人からしたら異世界の行為です。「私、服を着たままがいい!」という設定なのかな、もしかしたらそれも伏線になるのかなって不要な勘ぐりをしてしまいました。
そこも含めてインティマシーコーディネーターの仕事なのでしょうが、地面師たちに限って言えばストーリーの中から現実に戻されるような感じもありました。
慣れの問題かもしれませんが。
果たして今後、どうなっていくのでしょうか。
というわけで関連本のご紹介です。
こちらは日本でも数少ないインティマシーコーディネーターをされている方の本です。
インティマシー・コーディネーター--正義の味方じゃないけれど (論創ノンフィクション) 西山ももこ(著) 単行本1980円
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原作本はこちら。
地面師たち (集英社) 新庄 耕(著) 文庫 814円
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